【車載機器向け】温度変化試験とは

電子制御ユニット(ECU)・車載電装品完成品・ユニットの環境負荷・機械負荷試験

温度変化試験(Temperature change tests)は、高温環境と低温環境を繰り返し変化させることで、電子制御ユニット(ECU)や車載電装品の耐久性や信頼性を評価する環境負荷試験です。温度変化によって生じる熱応力を繰り返し負荷し、異なる材料間の熱膨張率の差による劣化や、接合部・接着部の信頼性を確認します。

国際規格 ISO 16750-4 5.2、国内規格 JASO D014-4 5.2、欧州OEM規格 LV 124 では、製品の使用環境を想定した温度変化試験が規定されています。

対応規格

  • ISO 16750-4 5.2
  • JASO D014-4 5.2
  • LV 124(K-01)

    ※LV 124はISO 16750のような階層構造ではなく、Kカテゴリ内に複数の試験条件が定義されています。本ページでは温度試験に関連するカテゴリとして「K-01」を掲載しています。

評価目的や使用環境に応じて、適切な温度変化条件や試験方法を選択することが重要です。

評価目的・状態による分類

ステップ温度変化試験(Step temperature change test)

高温環境と低温環境を一定時間保持(ソーク)しながら、あらかじめ設定した温度サイクルを繰り返して評価する試験です。温度変化による熱膨張・収縮の繰り返しによる影響を確認し、プリント基板やはんだ接合部、接着部、樹脂部品などの耐久性や信頼性を評価します。

対応規格

  • ISO 16750-4 5.2
  • JASO D014-4 5.2
急速温度変化試験(Rapid temperature change test)

高温環境と低温環境を短時間で切り替え、急激な温度変化による熱応力を負荷する試験です。実使用環境よりも厳しい条件で評価することで、はんだ接合部や電子部品、接着部などに発生するクラックや剥離、機能異常の有無を確認します。

対応規格

  • ISO 16750-4 5.2
  • JASO D014-4 5.2

※急速温度変化試験と熱衝撃試験は、試験設備や規格により試験条件が異なる場合があります

温度変化試験では、評価目的に応じてステップ温度変化試験や急速温度変化試験を選択し、電子制御ユニット(ECU)や車載電装品の品質・信頼性・耐久性を総合的に評価します。

各規格に対応した温度変化試験設備を保有する受託試験会社は、以下の一覧からご確認いただけます。

【車載機器向け】温度変化試験に対応可能な企業

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